iPhone:6秒計とウィッシュリスト
6秒計はdotproofの提供する有料のiPhoneアプリ。
こういうのあったらいいよねってタイミングで登場したものの実際に使ってるよ!という声を余り聞くもこともなく、多くの方が入れたものの仕事で使う、という所までは行ってないのかなあと推測したりしています。個人的には期待していますので簡単なレポと、要望(ウィッシュ!)リストを載せます。ツッコミ歓迎です。
勝手な意見ではありますが、待つだけよりも、意見を出し合って開発側と一緒に良いアプリに育てていく、という感覚も押していきたい、最終的にお互いがwin/winの関係になれる形とはどんなものかを考えています。
そもそもこの6秒計のポイントは
- iPhoneで扱えること
- 時間をデータで扱うこと
- アニメ仕様であること
の3つだと思います。もう少し詳しく書きます。
- つまり手元におけること。シートや原画の”隣”においておける。これができるのはiPhoneアプリか「本物の6秒計」の類です(以下にオリジナルの6秒計の画像を。撮らせて頂きました)。ストップウォッチそのものはプログラムとしてはシンプルな部類ですし、類似の24P計測アプリはデスクトップ版が存在します。モニターか、手元か、少しの差ですが、これは僕の聞き取りに協力いただいた演出さんによればとても大きいことなのだそうです。(その方は6秒計をメインツールとして作業されています。)
- 「データであること」とは、計測結果の加工や流用が可能だという事です。野望は多々ですがここでは割愛します。
- 6秒で1単位であり、24FPSを基準としていること。汎用性を抑えた機能の先鋭化は高速化への一つの手です。dotproofさんの商品紹介でも
特殊な用途のアプリケーションですので、みなさんに使っていただけるようなものではありませんが、日本から世界に発信しているアニメーション製作現場の方に使っていただければと思います。
と明言するだけのことはあって、シート数でのカウントや、現段階で最新のv1.1では3秒計測モードなどを搭載するにいたっています。業界外でこんな製品が生まれるとは驚きでした。(メールで伺った限りですと、以前業界にいらっしゃった方が開発に携わられているそうです。)

これが実際のUI、流石というか、基本シンプルでいい感じです。
Twitterでコメント募集してみたけどやはり反応は薄かったなあ。なので以下は僕の個人的な聞き取りと使用感によるものです。
- totalフレーム表記ですが、実はそこまで重要ではないそうです。
- シート何枚目の何コマ目からか、が、実際の作業上は頻繁に必要でなり、こっちの方が重要なんだとか。
- 現場的にはフレーム表示よりも秒+コマの方が直感的かも?秒コマの要望。そうなるとどちらをデフォルトにするか?というのも。フレーム表記が便利な際もあるが、カットシートのUI的にはどちらでも問題ない。
- 選択肢としてのデジタル表示はあると嬉しい。
- “Mark”する際の「押してる感」がないと不安(常に目視しなければならない)、音量ボタンで代用できないか。
- Markの際効果音があると安心する。「押してる感」の補強。
- (重複しますが)フレーム表記/秒コマ表記の切り替えが設定出来れば問題ない。
- 計測したデータをカット情報として保存できる機能。
- 保存した各カットのトータルを表示出来る機能。>コンテ書く際にシーンのトータル尺が分かるので使える!
- 保存したデータの外部出力機能、PC/Macとの連携。
- 30fpsの作品に対応できないか。
他、コンテを切る際の使用、カット内のタイミングを計る際の使用、二つの作業における”扱い方”はちょっと違うなと。この辺はもっと聞いてみたい所ではあります。あと今回色々と聞いて回っている間にiPhoneでQARさせるって何か便利なのかなって思うとちょっとワクワクしたりしましたよ。
などなど、とにかくこんなニッチな需要に反応していただけたのはチャンスだと思うのです。
単純に嬉しい、というのもあり、少しでも協力して次に繋げていければと思いました。僕よりも実際の演出や原画マン、プログラマーなど、相応しい方はたくさんいらっしゃると思います。これくらいなら買うかな、もしくはなぜ使わないか?購入に至らないか?など、ちょっとでもフィードバックが増えればなあと思いこのエントリーを書きました。
6秒計はこちらから購入出来ます。(Link to iTunes)
参考:ジャニカ・ウォッチ



“iPhone:6秒計とウィッシュリスト”